私の恋愛模様。
extra
――――――

キイッ

「あ、如月さん。
如月さんは優空の親友だっけ。
なら知ってるか。
俺振られちゃった。
ハハッ。人気モデルなのにださいよな。」

「泣いていいんですよ。」

「如月さん……。」

柄にもなく俺はかなり泣いた。

それぐらい大好きだったんだ――……。

――――――

「落ち着きました?」

「うん、ありがとう。
確かにまだ少しきついけど、立ち直れる。
だって俺さ、優空のこと大好きだけど、飛鳥のことも大好きだから。
優空との恋は良い想い出に出来るよ。」

「そうですか。
もし淋しいならあたしが付き合ってあげてもいいですよ?
なーんて。」

「じゃあ、お願いしようかな。」

「へっ?」

この会話から始まった、この二人の恋物語はまた別のお話――………。
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