【企画】半熟騎士の日記帳 1st cross
別に「騎士」は何でも屋ではないのだけれど……と、言いたいことを察して、バートは肩をすくめた。

「……ご無沙汰してます」

思い切り渋い声音に気づかないわけでもないだろうに、オヤジはにこにこと笑う。

「丁度いいところにおいでなさって。実はさっきから質の悪い客が居座ってましてね」
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