大好き。
いや、振られることは分かっていたけど

改めて現実味を感じて

ほんとに言葉が出てこなかった

涙が出そうになった

でも由良たちが見ていたので泣かなかった

『も・・・もしもーし??』

「あ、切る??」

『あ、いやあ~・・・どっちでも・・・・・』

「じゃあ・・・切るね。」

『・・・・・・おう』

プツッ

「「どうだったあ~??」」

と由良&知美

「・・・だめだった(汗)」

苦笑いになる私



そこで廊下で祥太に電話をかけていた絵里が

戻ってきた。

「波留嘉、どうだった?」

「ん?振られたよ(笑)」

「・・・・うそ・・・・・・

え、うそ、え、うち、このタイミングで

こんなこと言っていいのかな・・・。」

うつむきながら絵里が言った。

「何??言って~ッ」
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