天を仰ぎ
その声で我に帰り手を緩める
「すみません。」
私は一体何を…??
「その内、ミユ様ご自身で翔ぶ事も出来るようになりますよ。」
「そうかな?ふふっ。楽しみ。そしたら、今度は私がヒューを連れて来てあげるね!」
ミユの無邪気な笑顔に笑顔で返事をする
「楽しみにしてますね。ミユ様。」
ミユ様の笑顔を見ていると
何故か胸が締め付けられた
ミユ様は何も知らない
私がこの地上へ来た本当の理由も
その為に…