天を仰ぎ

始業式




校舎へ入ると学年別にクラスの名簿が貼られていた



生徒の人だかりですぐには見れそうにはない




「美優とまた同じクラスだといいんだけど…」



「一緒だよ。」

けろっと美優が言った



「美優見えるの?ここから?」


「ううん。ただ感じるから。」



美優は直感が鋭くその感覚は外れた事がなかった



「美優がそう言うなら間違いないよね。よかったぁ~。」



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