学園王子3人組×学園お姫様3人組
後片付けを終えた私は崖近くの木の下に座って1人海を眺めていた。
陸「隣いいか?」
美瑠『えっ!?』
突然の陸の登場に戸惑う私をよそに陸は私の隣に腰を下ろした。
陸「…ここ、来たことあるんだって?」
美瑠『う、うん。でも、来たような気がするだけ。あっ、なんか心配掛けちゃってた?ごめんね?どーでもいいことなのに。』
陸「…どーでもいいことだけど…なんか、引っかかる、だろ?」
えっ!?
美瑠『なんで、わかるの?』
やっぱり私って顔に出やすいタイプ?
陸「…なんで…だろうな?」
そう言った時の陸は、一瞬だけ…ほんの一瞬だけ悲しい目になったのを私は見過ごさなかった。