空の果て星の息吹
『潔よいがぁ―――』


テロリスト機はアサルトライフルを撃ち、こちらの足を狙う、衝撃が走り、よろけて倒れてしまう。


そこに追い討ちをかけようする・・・




殺される―――






そう思った時に―――



ユイの装機が後方からタックルをする。


それをテロリスト機は避けようとするが、肩の一部が互いに触れて、倒れてしまう。


こちらの機体はまだ、足に一発しか銃弾を受けていないので、まだ動く・・・


何とか立ち上がり、倒れたテロリストの陸上装機を抑えようとするが。


こちらが行く前に、気付き態勢を立て直す・・・


『甘い・・・甘いっっ・・・・・!!』 


アサルトライフルを撃ち尽くし弾が切れたライフルを捨てながら、ローラーダッシュをして来る。


モニターに装機の内蔵電池のインジケータが少なくなっている赤色の警告ランプが点滅する。


アラームが鳴りはじめ、起動時間の限界が来ているのを知る。


それは陸上装機と違い、ローラダッシュも無いので、激しく動き回ったせいでもあり、電池消耗率が高いせいでもあった。


もう保たないなら・・・


覚悟を決めるしかない。


残りにかけなければ・・・

テロリスト機が、腰の高熱で装甲を溶かす、ヒートソードを持ち、迫りくる。


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