誰よりも愛してる
出会い



私は、小堺 奈由(16)
大阪の高校に春から通ってる。

私の親友の 浅井 千夏(16)
幼稚園の時からずっと一緒
家近いし親同士なかいいし
馬鹿なくせになんやかんやで
あたしの事よくわかってくれる

『奈由ーっおはよー!!』
朝いつも学校一緒にいくから
迎えにきてくれた

ちなみに高校も千夏と一緒。

『千夏、朝からテンション高い…』

『だってだって!!
咲也くんに会えるもん』

『あーはいはい。』

咲也って奴は同じ高校の3年
茶髪でやんきーて感じ。
確かサッカー部で
結構ファンが多くて、
でも彼女はいないらしい

『奈由て彼氏つくんないよねー
もてんのにもったいないやん』

『あたし、男に興味ないわ』

『人好きにならんのー?』

人間の感情ないみたいに
ゆーなーつっーの。

『なるから
あたしを扱える男がおったら』

『ふーん。(笑)
今日ね咲也くんにデート
誘われてんけど』

『よかったやん!
いってらっしゃい。』

『奈由もくるんねんで』

『はっ?なんで』

『奈由に魅力を感じた人が
いるんやってー』

『おもろいなー。』

『だからね?行こ
奈由来ないと咲也くんと
らぶらぶできひんからねっ?』

すごい目力で訴えられて

『え…はい。』
気迫に負けてしまったし(笑)
まっ千夏には世話になってるし
おもしろい男に会いたいし。

< 1 / 5 >

この作品をシェア

pagetop