恋する俺サマ先生

11.本当の気持ち






朝、いつものように通学路を歩いていた。






けれど、昨日のことを思い出せば、まだ身体が震えてしまいそうになる…。








あの時、高宮先生が助けに来てくれなかったら…って考えると、ゾッとする。







昨日、あの後は先生が気を使ってくれて、私を車で家に送り届けてくれたんだ。






前までは先生のことをただのイジワルで人を小馬鹿にして楽しんでるだけかと思ってたけど、本当はいざという時に助けてくれる優しい人なんだー…。






「誰が、ただのイジワルで人を小馬鹿にして楽しんでる人だって??」










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