恋する俺サマ先生




…ー先生、




先生の声が聞きたい…。



ううん、姿だけでもいい‥。







一人は淋しい‥


悲しい‥


暗い闇みたい…



お願い‥私、一人にしないで…ー。






私は後悔と不安で胸がいっぱいになり、大粒の涙を流した。





「うっ…うぅ…」





もう、やっぱり私はダメなんだ‥。



ほんと、何もかもどうでもいいや。






そうポツリと思った時、道路の向こうから車の音が聞こえてきた。









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