呪いのテディベア 【fin】

部屋に入ってベットに座り、
もう一度説明書を読み直した。

「ええと、
まずテディベアに名前をつける。」

私はテディベアを見て
うーんとうなった。

「名前かぁ。何にしよう。」

しばらく考えた結果。

「赤がハート。
青がクローバー、
緑がダイヤ、
紫がスペード、
黒がジョーカー。にしよっと。」

トランプのになった。

すると、

『こんにちわ、
あなたが私たちの所有者ですか?』

どこからか聞いたことのない声が聞こえた。

「そうだけど。」

不思議と驚かなかった。

『私たちは、あなたの復讐、
呪いなどを手伝うための存在です。』

「やり方は?ねえ、どうやるの?」

『それは今日の夢の中で・・・。』

そして声は途切れた。










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