スーツを着た王子様



いつも誰かしらの先生から怒鳴られるのが日課になりつつある私、真崎桃。

高校2年生。



いつも気づかないうちに寝てしまっている。

周りのみんなも私が怒られるのをおもしろがって、

起こしてくれない。泣



「おいっ!」

ぃたっ!

後頭部を叩かれる。


「いたいなぁ〜もぉ〜。」

そう言って振り向く私は、もう大体犯人はわかってる。



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