スーツを着た王子様



「でもその頃の先輩、

いくら女の子にきゃーきゃー言われようと、ほんと無関心でしたよね。(笑)」


「だから、苦手なの。女は。」


やっぱり大学でも人気だったんだ、創平さん。


「それ、変わらないですね。(笑)
その言葉で何人の女の子を泣かせたことか…。」


やれやれ…といった仕草をするたっくん。



「お前…!

どこまでしゃべってんだ!?
いい加減にしろ!!」


創平さんは赤い顔をして怒ってる。



なんか…


創平さんいつも完璧すぎるから、逆にこうゆう表情貴重かも。




「も、桃?

勘違いすんなよ?
そんな悪い男じゃねぇから、俺。」


ちょっと焦ってる創平さん。





ふふふ…



なんか、かわいい。








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