寝ている妹にキスをした☆


別れてたまるかよ。

何年片思いだと思ってんだ?

やっと手に入れた恋なのに、簡単に離せるわけがない。




「……そうですか


まぁいいですよ。


別れるのは目に見えてますから」


「……テメェ…!!!」


別れる前提の言い方に、俺は怒りを隠せない。


……別れねぇよ


一緒にいるって誓ったんだ。




俺は雛と別れない。








「じゃ、俺家ここなんで。」


拓哉は、家に入って行った。








俺はその後ろ姿をずっと睨んでいた……。







< 160 / 306 >

この作品をシェア

pagetop