秘密の幻



立っていた私は

航の隣に腰を下ろす。



近づいた航の目が
いつもより鋭くて、危険で、

男だった。




それを見てたら

どうにも気持ちを抑えられなくて


気付いたら


私が航を挑発してた。



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