どっちつかずのキミ。
「…みうみう〜!
お昼食べよ♪」
あたしはいつものように実羽をお昼に誘った。
「綾…うん」
―やっぱり元気ないし…。
昼食を食べる実羽の箸もなかなか進まない。
実羽は最近前より増してボーッとしていることが多くなった。
―実羽…。
あたしは何か実羽に声を掛けようとした。
その時
「いっただき〜!」
そう言って、浬クンがヒョイと横から実羽のお弁当箱の中にあった唐揚げを奪った。
「あ…それあたしの大好物!
最後に食べようと思ってたのに〜!!浬のばかぁ〜」
実羽はそれにハッとして、真っ赤になって怒る。
「油断は大の敵だぞ?
実羽チャン?」
実羽がムッカーとなって怒りの炎が燃えたぎるのがあたしにも分かった。
返してよ―!と言って実羽は泣きそうになり浬クンに迫る。
だけど浬クンは実羽の唐揚げを高く上に上げてなかなか返さない。
と思ったら―…、
…パクッ。(野郎。かじりやがった…)
「―食う?」
かじって半分になった唐揚げを実羽に見せて言う浬クン。(こいつ…怒)
実羽は更に真っ赤な顔になる。
「…いらないっ!」
ぷいとそっぽを向く実羽の顔は傍から見ても分かるくらい真っ赤で。
―ぁ〜…もうっ!苛々する。
この二人、さっさとくっつけばいいのに!!(怒)
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