FLOWER
「…でもマネージャーさんには何て言うの?」
リオが不安そうな顔で悠平の服の裾を掴む。
悠平はしばらく「うーん…」と唸って空を仰いだ後
「リオと別れなきゃいけないなら、仕事なんか止める」
と言って笑った。
「…駄目だよ!……悠平が仕事やめるなんてヤダ…」
リオが一生懸命首を横に振る。
「とりあえずさ…俺が話しつけるから」
悠平はそう言うとリオの手を繋いだ。
私たちには初めての
『恋人つなぎ』
だった――……