セクハラ彼氏は会社の上司
「ぎこちないし、よそよそしいし……。どちらかというと友達ね」
友達…………
やっぱ、そう見えたよね……
実際、あたしたち付き合ってないんだから。
やっぱり駄目か……
そう思って俯いたときだった。
「でも……後半はとても仲良く見えた」
さっきまで厳しい声だったお母様の声が、急にやんわり優しくなった気がした。
「どこか初々しさもあって……昔の頃を思い出したわ」
そう言ってお母様は笑った。
優しくて、本当に“お母さん”の顔だった。
「じゃぁ……」
「えぇ、あなたたちのことを認めます」