セクハラ彼氏は会社の上司

「ふぅー……」


パソコンの画面を見ながら、後ろの背もたれにもたれる。

こう何時間も画面見てると目疲れるなー……


目頭をぐーっと押さえ、痛さを紛らわす。



「おつかれー」

崎宮さんがあたしの机に紙パックのジュースを置く。


「これ売店のなんだけどおいしいの」

「あ、ありがとうございます!」

「敬語じゃなくていいって」


そう言って笑った顔を見て、やっぱ可愛いなぁなんて思ってみたり。


紙パックのコーヒー牛乳にストローを挿す。


< 69 / 178 >

この作品をシェア

pagetop