веst ー恋の詩ー


『せっかく選ばせてあげようとしたのになぁー』



「うちは死なないし,拓斗とも別れない!!」



うちは,部屋に響き渡る大きな声で言った。



『ふーん………』



その言葉を発した瞬間,里沙ちゃんは,ナイフを振りかざした。
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