カズキ番外編~高広
「札幌に帰りたい。一緒にかえろう?」

夜中、高広は寝てた私を起こし今にも泣きだしそうな表情で立ち尽くしている。

「どうしたの?」


問いただしても何も答えない。





「わかった。一緒に帰ろう?」




その日の夜

幼い二人は

2階のまどからこっそり外へ抜け出し



寒空の下帰りたいと恋焦がれている






あの街へ



今手と手を繋ぎ小さな冒険が始まる…





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