愛を囁いて
「痛っ!!!!」
手首をすごい力で掴まれた
「……俺だって好きでこの家に生まれたわけじゃねぇよ
何でも欲しいものが手に入った?
ふざけんなよ
手に入ったものの方が少ねぇよ
もっと日向のことを考えろ?
毎日毎日お前のことばっか考えてるよ!!
自分だけが大変だとかツラいとか思ってんじゃねぇよ
俺だって大変なんだよ!!!!」
「……分かったから離して?」
離れた手首には紫色のアザが出来ていた