キッズ・バトル~君と過ごした夏~
「歌恋…キモッ。」
幹太の発言なんて、
耳に入らない位、自分の世界に入っていた。

幹太に話しかける、甘く響く声。

大きくて、綺麗な二重、長い睫毛。

高過ぎず、低過ぎずバランスのとれた鼻
そして、形の良い唇。

幹太を包み込んでしまいそうな、大きな手…。

はあぁぁぁ。

格好いい…いや、良すぎる。

この世の中に、あんな素敵な人がいるとは。

「……恋!?」

「歌恋…!?」

「んもぅ、沢田君たらぁ~、いきなりカレンだなんてぇ~」

我に返ると、そこには、呆れ返った顔をした幹太がいて…。
目の前には、ホカホカと湯気を出しながら、美味しそうな匂いのするチャー飯が有った。


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