キッズ・バトル~君と過ごした夏~
フィニッシュ…。

ジェットコースター並な迫力に、しばしフリーズ…。

「歌恋~!幹太くぅ~ん!

大丈夫!?」

先に滑り終えた、裕子がウキウキしながら、あたし達の元に来た。

「裕子ぉ~、マヂ最高!!スライダーLoveだよぉ~!」

あたしも、幹太を抱っこしたまま、裕子の元に行った。

「幹太君は!?
楽しかった!?」

裕子が、幹太の顔を覗き込んだ。

「大…丈…夫。」

ダメだぁ~。

フリーズしてる。

「よし。ジュース買いに行こうね。」

裕子が幹太を誘った。

「…うん。」

少し強張ってるけど、苦手な物を少しでも克服出来るといいなぁ…。


< 66 / 217 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop