夏恋つづり
10.出発の日
翌朝…。



私は少し涙で腫れた目をこすりながら起き上がる。



いよいよ今日か…。



天気は私の気持ちに反して、青い綺麗な夏空がどこまでも広がる。



私は重い気分で朝食を摂り、出発の支度を整えていた。



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