僕の記憶が消えていく

『私もね、正直驚いたけど…。瞬くんならきっと大丈夫。そんな病気なんていつか絶対治すことができるわよ。』


正直お父さんに交際を反対されていたのは複雑だったがこうして温かく迎え入れてくれる両親に俺は喜びを感じた。


『さっ食べましょ。』


お母さんも腰かけ手伝いをしていた香吏奈も座り俺たちは香吏奈の卒業祝いをした。


< 279 / 414 >

この作品をシェア

pagetop