僕の記憶が消えていく

香吏奈side


〜香吏奈side〜

私が初めて恋をしたのが紺野先輩だった。


それは私が小学5年の夏だった。


友達の優奈ちゃんが野球部の市川先輩のことが好きで野球部を見に行ったのがきっかけだった。


野球に全く興味がない私だったけど紺野先輩が投げてる姿を見てかっこいいと思った。


それからよく見に行っていたがいつのまにか紺野先輩を目でおっていた。


< 47 / 414 >

この作品をシェア

pagetop