先生、私が変えてあげる♪
「今、子供たちは、『ユメ』や『キボウ』に向かって走ってんだよ。
たかが『ユメ』や『キボウ』でも、子供たちは、それに向かって必死で走ってんだよ。
それを、最後は『僕と同じように腐っていく』?
今必死で走っている子供たちとお前を一緒にするなぁ!!」
睨んだ。
殺すような目で。
京の目は、本当に男を殺してしまうんじゃないかと、鋭かった。
流血しているためか、よけい、男には怖く感じた。
「う、うあ・・うわあぁあぁぁああぁぁ!!!!!」
男は、大きな大きな声で叫んだ。