お嬢様と執事の関係

「桐谷君ってどこかの執事だったりする?

 よかったら私と付き合って。

 そして私の執事になってください。」

執事・・・。

こう思ってくれるお嬢様のほうがあんがい楽しいんだろうケド
愛子の側に居たいからなぁ

「ごめんね。

 俺、執事だから。」

女は泣き出した。

どう見ても
俺が悪いってなるよなぁ。。。

「じゃぁ・・・

 諦めるからキスして。」

キスぐらいなら誰にでも出来るけど
誰もいないよなぁ。

俺はいったんあたりを見てから
目の前にいる女に近づいた。

「俺が執事ってこと秘密にしておいて」

そういうと
すぐに顔を真赤にさせる女。

俺のどこがいいんだか。

そう思いながらも
唇を近づけようとしたとき


ドンって音がした

俺は
振り返ると
誰だかはわからないが
走って逃げて行ったらしい。

「ごめん。また今度で」





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