お嬢様と執事の関係


「お嬢様。入りますよ。」

げっ・・・

来ちゃった・・。

「・・・どうぞ。」

どうしよう・・・

また
あのときの様子が思い出しそう・・

「お勉強ですか?

 お手伝いいたしましょうか?」

「いらない。」

執事は近づいてくる

やだ・・・

そのいいスタイルには誰にでも
目に止まるから
勉強なんて出来なくちゃう。

「お嬢様。

 ここ違いますよ。

 こうやるんです。」

執事は
私の隣に座って
ペンを取ると髪にその説明をし始めた。

うまい・・・

ここの単元よく分からないのに
すぐ分かる。

んんぅ・・・

なんか悔しい
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