第七世界
「あなたは可愛らしい方ですね。コレを差し上げましょう」
手渡されたのは、菊の花である。
棺桶に入れとでもいうのか?
今すぐにでも顔面に叩きつけてやりたいが、ティーナさんに迷惑をかけるのだけは避けたい。
「あり、がとうございます」
「では、Sehen wir uns wieder(また会いましょう)」
頭を下げて、店の奥へと消えていった。
花を渡すだけ渡して席に案内しないとは、どんな店やねん。
「あれが噂のイケてるメンズ、イケメンか」
「顔立ちは整ってたねえ」
ドイツ語を扱っているところ、ドイツ人と捉えてもいいのだろうか。
傍にはハーフのお姉様だっているんだし、外国人を特別視する気はない。
「こちらにどうぞ」
すぐに茶髪ロングのウェイトレスが来ると、席へと案内してくれた。
先ほどのドイツ人の服装に比べると、ウェイトレスのスカートはやたらと短い。
メイド服仕立てな感じが伝わってくるな。
案内された場所に着席し、ウェイトレスが水とメニューを机の上に並べていく。
「ご注文がお決まりになりましたらお呼び下さい」
ウェイトレスは他の客の下へと遠ざかっていった。
「緊張するな」
ファミレスとは違った雰囲気があるし、明らかに高そうな場所なのだ。
「落ち着いてていいと思うけどなー」
「恭耶はいつも落ち着きがないからな、こういう場所は不向きなんだ」
楓の言うとおりだが、認めるのも癪だ。
「楓だって、店の雰囲気に溶け込めない服装してるじゃねえかよ」
「君に言われたくはないがな」
女装させたのは誰だよ。
手渡されたのは、菊の花である。
棺桶に入れとでもいうのか?
今すぐにでも顔面に叩きつけてやりたいが、ティーナさんに迷惑をかけるのだけは避けたい。
「あり、がとうございます」
「では、Sehen wir uns wieder(また会いましょう)」
頭を下げて、店の奥へと消えていった。
花を渡すだけ渡して席に案内しないとは、どんな店やねん。
「あれが噂のイケてるメンズ、イケメンか」
「顔立ちは整ってたねえ」
ドイツ語を扱っているところ、ドイツ人と捉えてもいいのだろうか。
傍にはハーフのお姉様だっているんだし、外国人を特別視する気はない。
「こちらにどうぞ」
すぐに茶髪ロングのウェイトレスが来ると、席へと案内してくれた。
先ほどのドイツ人の服装に比べると、ウェイトレスのスカートはやたらと短い。
メイド服仕立てな感じが伝わってくるな。
案内された場所に着席し、ウェイトレスが水とメニューを机の上に並べていく。
「ご注文がお決まりになりましたらお呼び下さい」
ウェイトレスは他の客の下へと遠ざかっていった。
「緊張するな」
ファミレスとは違った雰囲気があるし、明らかに高そうな場所なのだ。
「落ち着いてていいと思うけどなー」
「恭耶はいつも落ち着きがないからな、こういう場所は不向きなんだ」
楓の言うとおりだが、認めるのも癪だ。
「楓だって、店の雰囲気に溶け込めない服装してるじゃねえかよ」
「君に言われたくはないがな」
女装させたのは誰だよ。