Moon Light
「我がシールドよ、彼の者のクッションとなれ。
 ・・・・・・・変質。」



そう言ったと同時、俺のシールドに物凄い衝撃が走った。
ちょ、これは、なかなか痛いぞ。



























「・・・・・・・・って、あれ?
 何ここ、僕、どうしたの?
 ・・・・・・・・って、玲、いなくなったと思ったら、
 こんな所で何してるの・・・・・。」



半ば茫然自失といった所だろうか。
いや、俺も相当参ってるよ。
魔力が覚醒しっぱなしだと、なかなか精神的にもくるんだよな。
勿論、今の状況もだけどな。





























「・・・・・・・・・なぁ、瑠花。
 そろそろ、このシールド解いても良いか?
 魔力使いっぱなしってのは、この環境下では、
 効果は凄いけど、こっちにも負担がかかるんだよ。
 だから、・・・・・・・・解くぞ。」



そう言って、魔力を体内に戻した。
そして、瑠花の身体を受け止める準備に入る。
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