自傷輪廻










やっぱりね。


邪魔者扱い。



「お前みたいな役立たずイラナイ。」



そう、聞こえた気がした…。




久しぶりのこの気持ちはキツいな。




馴れてるはずなのに。









泣いてしまった―――。





『僕』がでてしまった―――。






更にうざがられる。






「ナンデ言ウコト利カナインダ。」―――





1人になり僕は、



光も音も感じない、



暗い夜道をゆっくり歩き、



下を向いていた顔が、



真っ直ぐ前に向いて、



自分の力で進んでゆく―――。





“復讐”を目指しながら…。









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