Tactic
「萌ちゃん、おはよう」

待ち合わせ場所の駅前にやってきたのは、高校で一番仲良しな、仰木萌。


私と正反対で、思ったことをズバズバ言うんだけど、根は優しい子。


ショートボブがとても似合っている萌。


「わっ、トーコ。どうしたの?なんか、元気ない……」


「ちょっと……ね」


昨日はドキドキして眠れなかった。


智也に会ったら、何話そうって……考えていたら、いつの間にか、朝だった。


「トーコが嫌なら、私は紹介してもらわなくていいんだよ?軽い男嫌いだしって……トーコの紹介だから、軽い男友達じゃないよね。ごめん」


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