愛されたい
あの日

あの日、あたしはいつものように部屋で昼寝をしていた。


そこにアイツがやってきて


ぁたしたちは過ちを犯してしまったんだ…。



ぁたしたちはお互い子供だったから
あの時はそんなに深く考えてなかった。


きしむベッドの上で
互いの呼吸が交じり合う。

次第に呼吸が短くなり

ぁたしたちは

ひとつになった。




行為を終えた後
ベッドの上で一点を見つめて動かないぁたしに
「ごめん」と一言だけ謝って
ぁなたは何事も無かったかのように服を着て帰っていったね。


バタン…

静かに閉まる部屋の扉を見つめながら
ぁたしは全裸のまま固まっていた。


…ごめん?


それは…何に対しての「ごめん」??


静まり返った部屋の中で
ゆっくりと服を着ながら
呼吸を整えたぁたしはベッドに横になった。



ぁたしは何をした???


アイツと寝たの??


わずかに熱の残る布団にくるまりながら

ぁたしは大粒の涙を流した。












初めてゎ味気ないもので


「愛」とか無くて


残ったのは

ぁたしの体に僅かに残るアイツの熱と

後悔だけだった。



そう…

痛みすらも無くて…

血すらも出なくて…

実感さえ湧かなかった。。。





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