【完】恋の欠片―ユアン編―㊤
私はベットに横になり、少し考えてみた。



雪兎が、私のことずっと好きだった…?


本当に…?



私は雪兎のこと、忘れていたのに?



雪兎はずっと忘れてなかったの?



…そういえば、雪兎が日本に帰ってきたとき、雪兎はすぐに私に会いにきてくれた。



雪兎のことをすっかり忘れていた私に…。



私…忘れてたんだよね…。



なのに雪兎は…私のことを、ちゃんと覚えていてくれた。


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