【完】恋の欠片―ユアン編―㊤
「絶対そうって!なんなら今日聞いてみれば?」



怜奈は淡々とした口調でとんでもないことを言ってのけた。



「はいぃいいぃい!?なにをおっしゃるのですか~怜奈ちゃん?」



「だってさ、聞かないと分かんないじゃん」



「そーだけど…」


「んじゃ決定!」



はやっ!



「今日の昼休みね!」



そう言うと怜奈は自分の席へと戻っていった。



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