マフィアな高校生
第一章

天才達

「わかんね~!」

__パラ

「なんだこれ~!!」

__パラ

「あ~くそ~!!」

__ガンっ!!

「いって~」

「うるせぇんだよ」

「てっぺー!!おまえふざけんなよ!!」

「おまえがぎゃーぎゃーうるせーからしかたねー」

俺はさっきまで読んでいた小説を閉じた。

「わからねぇなら、杏樹に聞け」

「てっぺー君、呼んだ?」


台所でなにかしらしてた杏樹がひょこっと顔を出した。

「大樹に教えてやれ」

「はぁい」

杏樹、稲森杏樹。
俺の幼なじみ。
外見は背が平均より、ちょい低い。
んで、胸がでかい、美脚、など。
大樹が好きなタイプらしい。
天然だけど。


片岡大樹。
中学からのだち。
外見は金髪のチャラ男。
背も高い。
中身はただの馬鹿だ。



そんでもって、俺は、林哲平。
髪の色は茶色。
背は大樹と同じくらい。
中身は・・・・・・・・・・・。




みんな、18。



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