愛犬★彼氏
その時幼稚園児だった俺は、
同い年の愛と、
意気投合した。
というか…、パシられていた。
「タケ?肩もんで?」
「愛ちゃあん…今足もんだばっかりだよう。きついよう。」
「…逆らう気?…なら良いわ。本当に根性無いわね。犬みたいな奴ね。」



ワオーン



どこかで犬が鳴いた。



拒絶されたのだろうか…
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