星色模様〜幼なじみの君と〜

星の下で

「…」


夜の外は暑かった昼間よりも涼しくて、気持ち良い

近くからきこえる波の音と、風に吹かれる木々の揺れの音しかしない

空を見上げてみると



「綺麗…」



暗いせいか、無数の星がよく見える

落ち着く…





「颯にぃ…」




居ないのに会いたい名前を呟いていた






「里緒?」


え?


「何してんだ?」


今、会いたいと思っていた人物がここに


.
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