星色模様〜幼なじみの君と〜
やっぱり…


向かった先には、空を見て綺麗と呟く里緒がいた

すると俺の名前を呼んだ里緒


ドキリとした


その分からない感じを消すように、里緒の名前を呼ぶ



少しびっくりしている里緒は、何だか表情が暗い

泣いた…のか?

煙草を注意してくる里緒に苦笑しながら、里緒を見る

やっぱり、変だな

何してるか聞いた


「心配してくれてるの?」

そう言う里緒は、微笑んでるけど、どこか切なげで



二人で空を見上げる
星は今も昔も変わらず綺麗に光っていた


変わっているのは、里緒なのか、俺なのか…


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