星色模様〜幼なじみの君と〜

ヤキモチ

「何よー、顔赤くしてるじゃない」


真美さんを見れば、まだ顔は赤くて

…だって颯にぃカッコイイもん…


「あのーお兄さんは彼女さんと来てんですか?」

「いや…生徒達とだけど」

「え?て事は先生!?素敵!ねー真美」

「う、うん」



私は少し離れた距離からその様子を見てるだけ…



「あたしたち大学生なんです!よかったら一緒に遊びません?あ、生徒さん達も」



え!?嘘でしょ?

…でも嫌だなんて言えないし



颯にぃは、朋美さんの勢いに苦笑しながら、結局一緒に遊ぶ事になったらしい



私は先に皆の所に走った

稜平が、おいっ!って追い掛けてきたけど、頭の中は嫉妬でいっぱい


女子大生かぁ…
私よりは大人だ…


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