星色模様〜幼なじみの君と〜
やっぱり聞くんじゃなかったかも…

ど、どうしよう…
颯にぃの返事聞きたくないよ

だって真美さん可愛いんだもん



「俺は…」


颯にぃが声を発した時、

やっぱり無理っ

と、私はその場から離れようとした





ガサッ




だけど逃げ出そうとした瞬間、思いっきり、物音をたててしまった



や、やばいよ…っ



「誰だ?……!里緒!?」


ば、バレちゃった


「あ、ごめんなさいっ先生捜してたら…」


見つかってしまった私は颯にぃに謝って、居心地悪そうに顔を逸らす


「…もう大丈夫か?」


あ、具合悪かった事になってたんだよね、寝ちゃったし


「はい、大丈夫です。ありがとうございました」


真美さんを見ると少し気まずそうにしていた


「そっか、良かった」


微笑む颯にぃにはいつもキュンとしてしまう


.
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