星色模様〜幼なじみの君と〜

花咲く日①

そして最終日


部活はいつものように練習をして、午後は近くの高校と練習試合をしたりして最終日の練習は幕を閉じた





「おっしゃぁ!夜、花火だかんねー」


優太君が楽しそうに叫んでいる

私はそれよりも緊張と不安で押し潰されそう

颯にぃと話すどころか顔も合わしてない

一方的な喧嘩
喧嘩というのかな…

私が失言してしまったせいだし

とりあえず今日、夜が肝心なんだから





夕ご飯を食べた私達は、花火を準備し、水を入れたバケツなども用意して外に出た




「花火!花火!」


皆、テンション高くて楽しそう
でも明日には帰るんだよね…
少し寂しいな


「里緒ー、ほら、はい花火」

「あ、ありがとう」

.
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