星色模様〜幼なじみの君と〜

親友の想い人〜遥side〜

花火の途中、

里緒と先生が楽しむ所に稜平君が里緒を連れ出した


一人残された先生は二人をジッと見ていて、その目は切なげ



あー、もう!



何だかじれったい感じに思わず先生の所に歩き出した



「先生は何で我慢するんですか」

「…水野!」


驚いたように先生はあたしを見てくる


「ずっと妹な存在だから?それとも教師になったから?」


あたしが誰の事を言ってるのかは分かってるはず


「…」

「稜平君の方が一人の男としてかっこいいと思いますけど?先生よりは」


稜平君には悪いけども、教師とかそーいうの抜きにして、里緒と向き合ってほしい



「あ〜ぁ稜平君里緒に手出してたりしてぇ〜、てか前から出してたり?」


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