星色模様〜幼なじみの君と〜
学校に着くと、遥が「おはよー」と駆け寄って来た。
私も笑顔で挨拶をする


「じゃあまたな春川」

颯にぃは、坂下先生の顔になっていて、返事をした私は、去っていく颯にぃの後ろ姿を見つめた




「なになに〜?」

遥がニヤニヤとした顔で、覗き込んできたので、颯にぃから視線をはずし、遥に向けた

「あ、あのね、お弁当作ったの…//」

「先生に?」

問いかけに恥ずかしながらコクリと頷く


「何その作戦っ、やるわね〜!」

「作戦なんかじゃないってば」

遥はとなりで面白そうに


「やぁ、里緒は可愛いなぁ、もう」

「は、はるか…//」


頭をポンポンされる私はまるで遥の妹みたい


「里緒はもっとアプローチした方がいいんだからね!分かった?」

「う、努力はする」


アプローチって…
長い付き合いのせいで、何だか難しい


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