星色模様〜幼なじみの君と〜
二人のはじまり

バスの中

翌日の帰りのバスの中



「りーお」


隣に座る遥はニヤニヤしながら見てきて


「見すぎ」

「え?」

「先生の事」


昨日の夜の出来事を思い出しながら颯にぃを見つめていた私

朝は気恥ずかしくて…まともに話せなかったなぁ


「遥…私…何だか夢みたい」

「はぁ…里緒昨日からそればっかよ」


夜、颯にぃの部屋から戻ってきた私は遥に真っ先に報告した

遥は分かってたかのようにニヤニヤ顔で


「だって…」

「まったく!自信持ちなさい」


昨日…


颯にぃと


キス…


「…///」

「ちょっと一人で盛り上がらないでよ〜」


あ、ダメだぁ…嬉しさと恥ずかしさが抑えられないよぉ


彼女なんだよね…

幼なじみの妹なんかじゃなくて


.
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