星色模様〜幼なじみの君と〜
「お、うまそ」


お弁当のふたを開けたまま考え事してた俺はいきなりかかった声で我にかえる


「あ、橘先生」


声をかけてきたこの先生は俺の学生時代の先輩でもある
歳も二つしか違わないから話しやすい先生だ



「めずらしーな弁当」

「今日はたまたまですよ」

「へー、彼女の手作りだったりして?」

「…違います」

「なんだ、つまんねーの」



彼女か…

里緒は、幼なじみの妹?




あー、わっかんねー

考えんのめんどくせー





「でも、それ女からだろ」

「!?」

この人いつも鋭いんだよな
しかもかなりモテるし


「マジ?図星決定!しばらくお前の浮いた話ないからさー、へーそっか」


あーほんと勘弁


「つーか、食わねーの?俺食ってい?」

「駄目です」


橘先生は笑いながら、冗談だよと言った

俺もようやく弁当を口にする




「…うま」





颯太Side終
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