星色模様〜幼なじみの君と〜
「そんな顔してると止められなくなる」

「…え?」

「ヤバイな」


私もヤバイよ
そんな、朝からあんなキスなんて


カァァァ///


「顔」

「へ?」

「はは、赤すぎ」

「えっ!?」

「おもしろ。じゃ、行くから、また学校でな」


笑いながら、行ってしまった颯にぃ
私はポツンと外に立ったままで

熱を帯びた顔はまだ冷めそうになかった




だけど、一日のパワーになった気がする


さすが颯にぃ
恋のパワーだ


恋は不思議
活力が生まれてくるから


幸せな気持ちとやる気。
愛しい人の存在はとても大きいのだと感じたのだった



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