星色模様〜幼なじみの君と〜

友達

「あ、噂をすれば」


前を歩いている、稜平とその友達の姿

友達の優太君が気付いて声をかけてきた


「春川に水野じゃん」

「ん?あ、里緒」

稜平や後一人の友達も気付いて振り返る


「やっほー」


遥は元気よく言う


「居眠り里緒」

「うっ…」

稜平が意地悪い顔をしてきた

「里緒ちゃん大丈夫だった?叱られてない?」

隣の海君が優しく聞いてきたので、大丈夫と笑って返した


この五人は去年からクラスメートでいつも一緒に遊んだりしてる

皆いい人だし、楽しい



「俺起こそうとしたのに、全然起きねーし」

「だって…」


…自分のせいだから何とも言えない


「よだれ垂れてたしな」

「嘘!?」

「うそ」

「…っ、もう!稜平の馬鹿」


笑いあう五人の帰り道はとても楽しい
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